犯罪を"起こさせない家"。防犯環境設計という考え方
サイエンスホーム多治見店の徳田洋一郎です。
今回は、夏場の留守が増える時期に向けて、犯罪を未然に防ぐ「防犯環境設計」をテーマにした住まいづくりのポイントをご紹介します。
8月は旅行やイベントなどで家を空ける時間が増え、住まいの防犯意識が高まるタイミングです。安心して暮らせる家づくりのために、ぜひ参考にしてみてください。
1. 犯罪を「寄せつけない」外まわりのつくり方
外構の計画を少し工夫して周囲からの見え方を変えるだけで、防犯性は大きく向上します。
死角をなくす外構計画:植栽を低めに抑え、窓の周りをスッキリ整理する
人感センサーライトの活用:人の接近に素早く気づける環境をつくる
見通しの確保:通りからの視線を適度に確保し、「侵入しにくい家」とアピールする
ポイント
犯罪者は「周囲から見られやすい家」を避ける傾向があります。外構と窓まわりの工夫が防犯の第一歩です。
2. 侵入させない「開口部(窓・ドア)」の工夫
実は、住宅への侵入犯罪の7割以上が「窓」からと言われています。開口部の対策は即効性の高い防犯手法です。
複層ガラス・防犯ガラス:ガラス破りに時間をかけさせる
クレセント錠 + 補助錠:鍵を二重にして侵入の手間を増やす
面格子・シャッター:窓まわりを多角的にガードする
ポイント
侵入に「5分以上」かかると犯罪者は諦める確率が高くなります。時間を稼ぐ仕組みをつくりましょう。
3. 「入りにくい家」をつくる間取り設計
間取りや室内のレイアウトを工夫することでも、防犯性能を高めることができます。
玄関からの視線コントロール:玄関からリビングが丸見えにならない配置にする
裏動線の開口:勝手口やバックヤードを死角になる場所に配置しない
窓周辺の家具配置:窓のすぐ前に大きな収納や家具を置きすぎない
ポイント
間取りの工夫は「侵入者の動きを遅らせる」効果があります。生活動線と視線の通りを両立させることが大切です。
住まいの防犯力を高めることで、ご家族がいつでも安心して過ごせる環境が整います。これから家づくりをご検討中の方も、ぜひ防犯の視点を取り入れてみてください。
